岐阜市柳ケ瀬商店街に隣接する大熊果実店店長のフルーツ王が東京の商店街を巡る探訪記
第三回目は巣鴨地蔵通り商店街
JR巣鴨駅から徒歩3分ほどで巣鴨地蔵通り商店街の入口でです。
ここから都電荒川線の庚申塚駅までの約800mほどの通りに面した一本道の商店街です。
おばあちゃんの原宿と呼ばれる高齢者が多い商店街と聞いて、勝手に朝早くから店が開いているだろうと思い8時半に到着しましたが、まったく開いていなくて通勤通学の人が足早に歩いていました。
開いていた喫茶店で東京では珍しいモーニングを楽しみながら、喫茶店の店主や地元客に話を伺うと、昔は自宅兼商店が多く朝から店を開けていたが、高齢化で一階部分をテナント化したため多くの店が10時頃から開店するようになったとのことです。
9時半すぎから商店街を散策しましたが人はまばら、10時すぎでも買い物客や参拝者は少なめでした。
私が訪れた二日前が4が付く日の縁日だったため静かな日のようです。
俗にとげぬき地蔵さんと呼ばれる曹洞宗高岩寺は商店街の巣鴨駅寄りで、商店街通りに面して門戸が広く憩いの場的な場所でもあります。
高岩寺周辺が一番賑やかで飴屋、饅頭屋、有名な赤い下着の店などが軒を連ねます。
巣鴨駅側の商店街入口から高岩寺周辺は10時半には参拝者、観光客が多くなり商店にもお客さんが入り出しました。
寺院と商店街の位置関係は金神社と柳ケ瀬商店街に近いですが、巣鴨の方が相乗効果が出ていると感じました。
高島屋が無くなったあとの柳ケ瀬地区のランドマークとして金神社さんと協力を深めていくのも必要ではないかと思います。
巣鴨地蔵通り商店街は観光客向けの商店街で地元住民が生活するためのお店は少なめです。
また、観光客の年齢層が高めで賑わってる店も和菓子屋や豆腐店、甘味処といった低価格帯が中心でした。
山手線沿線の駅としては住宅地が近く私は住みやすそうに感じましたが、学生の姿が少ないのが街の高齢化につながっているのではと感じました。
4の付く縁日の日は賑わうが、それ以外の日は思ったほどではないとなると、巣鴨地蔵通り商店街も今後課題が出てくると思います。
何年か後にもう一度見てみたい場所になりました。