岐阜市柳ケ瀬商店街に隣接する大熊果実店店長のフルーツ王が東京の商店街を巡る探訪記
第八回目は麻布十番商店街
六本木から地下鉄で一駅、六本木ヒルズから歩ける距離にある麻布十番商店街です。
白金や高輪といった高級住宅街にも近く街には老舗和菓子店やお洒落な洋菓子店、フラワーショップに飲食店が並んでいる感じでチェーン店は少なめです。
物価が高そうなイメージを持っていましたが、飲食店は比較的リーズナブルで驚きました。
街にはダイエーと、フランス発祥のオーガニックスーパーマーケット【ビオセボン】があって洗錬された店内に有機食材が並んでいて、高めな価格設定ですがお客さんは多かったです。
ドラマなどによく登場するミニ公園?パティオ十番は昼時になるとランチをしたり本を読んだりの憩いの場。
食べ歩きではなく公園で座って食べるお行儀の良い文化の街を感じました。
観光客は少なめで街で働く人、住んでる人が中心の商店街で、神楽坂商店街に近いですが下町感の神楽坂に対して麻布十番は山の手感でしょうか。
柳ケ瀬商店街とは雰囲気・環境などまったく違いますが、タワーマンションが増えて富裕層が高島屋を利用しているのに似てる部分はあるので、高島屋撤退後の富裕層購入先が無いと柳ケ瀬から流出してしまうのではと心配になりました。
消費者のニーズは多種多様。安いだけでも高いものばかりでもダメです。
個人店だからできるニーズへの素早い対応が、すぐ目の前に迫ってきている気がします。